柳沢 茜〈やなぎさわ あかね〉
ラ・メゾンの企画広報としてイベントやSNSを担当しています。日々の投稿の他、SNSの動画作成にもチャレンジ中。 趣味は富士山を見ながらキャンプをすること。ラ・メゾンの商品や食材のこだわりをお届けします!
クボタグループ おれん家農園にご協力いただき、ラ・メゾンスタッフと「翡翠茄子」を一から共同栽培しました。
ラ・メゾンでは旬の美味しい食材を探すために全国各地を巡っておりましたが、もっと食材について詳しく知りたい!お客様に安全な素材を届けたい!という思いから、この度クボタグループさんにご協力いただき栽培から携わらせていただきました。
今回栽培に挑戦したのは、毎年人気の「翡翠茄子(ひすいなす)」。
農業初心者のラ・メゾンスタッフは、クボタグループさんに一から教わります。
5月24日、翡翠茄子の苗を畑に移す、定植を行いました。
畑に植える際は、マルチと呼ばれる黒いビニールを土の上に被せ、マルチの上に植えていきます。
マルチがあることにより、地温が十分に上がらない春先でも温度が保たれ根付きが良くなり、
春から夏の雑草が多くなる時期には雑草対策としても大活躍です。
初めての本格的な農作業に四苦八苦しながらも、美味しく育つよう気持ちを込めて植えていきます。
6月11日、育った苗の手入れを行いました。
今回栽培の翡翠茄子は「接ぎ木苗」を使用しました。
「接ぎ木苗」とは、根の強い品種の根に、育てたい品種の芽を接いで作った苗です。
接ぎ木することにより、病気などに対して強く育つことができるのです。
しかし、成長していくにつれて根の台木部分から別の品種の枝(わき芽)が伸びてきてしまいます。
わき芽を放っておくと翡翠茄子の栄養も吸い取ってしまいます。
これを防ぐため、早いうちにわき芽を切り落とします。
プロの農家さんは迷いなく切り落としますが、ラ・メゾンスタッフはどれを切り落としていいものか悩みながら悪戦苦闘…
ご指導いただきながら、なんとか手入れを完了することができました。
7月7日、5月に植えた苗も2ヶ月でこんなに成長しました!
実もつき始め枝も増えてきましたので、より実に栄養が行き渡るよう余分な葉を切る剪定作業を行いました。
たくさんある枝を4本に剪定したのですが、炎天下の作業そして慣れない作業ということもあり、スタッフにも疲れの色が…
普段美味しい食材を作るためには、こんなにも手間と労力が掛かっているのかと、改めて作り手の方々に感謝の思いが込み上げました。
7月28日、ついに翡翠茄子収穫の日となりました。
2ヶ月前は苗だった翡翠茄子も大きな大きな実と成長しました。
初めての栽培ということもあり、喜びもひとしおです…!
ひとつひとつ丁寧に収穫し、いよいよみなさまにお届けです!
今回栽培した翡翠茄子は9月いっぱいラ・メゾン カフェ店舗でお召し上がりいただけます。
熱を通すことでトロッととろける食感をぜひご賞味くださいませ。
翡翠茄子と相性の良い、旨味の強い黒毛和牛粗挽き肉を赤ワインとデミグラスで煮込み、ゴロゴロの食感に仕上げました。平打ち麺に絡めてお召し上がりください。
今後も農園拡大に向けて鋭意推進中!こうご期待!