今澤 綾〈いまざわ あや〉
ラ・メゾンの企画広報担当として全国の生産者を取材しています。休みの日には旅行やフェス、イベントに行ったりとアクティブ派ですが、おうちでゲームもお気に入り。各地で見つけた食材を中心に発信していきます。
初夏の新緑が軽やかに揺れる季節、
ラ・メゾンでは旬のメロンを求めて、九州・熊本県を訪れました。
1つのハウスには、約500本ものメロンが植えられています。
苗はハウスの左右に植えられ、それぞれ中心に向かって芽を伸ばします。
蔦がある程度伸びてきたところで、大きく育てる実を決めていきます。
1つの蔦に対して、20個ほど実がなりますが、そこから大きく育てるものは3つに選定します。
選ばれなかった実は摘果され、それ以上余計な成長がないように中心の蔦を踏んで生育を止め、
3つの実に栄養を集中させます。
通常メロンの一般的な栽培方法として、水をしっかりやって玉太りさせて大玉にするそうですが、その場合味も薄くなってしまいがち。
一方肥後グリーンはその土地柄、海が近く海抜が高いため、人工的に水を多く与えなくても地の水分で育ち、その分糖度のノリがいいそうです。
また地生えすることで、温暖な気候の熊本県の暖かい地熱が伝わりやすいなどもあり、甘いメロンが育ついい環境が整っています。
生産者の方にお伺いすると、
「熊本の中で一番美味しいメロンと自信をもって言えます」と、
みなさん口を揃えておっしゃっていました。
食感がよく、糖度が高いのにあっさりしている肥後グリーン。
糖度は3点から光センサーを当てて、15度以上の基準を満たしていないと出荷できないので、味のバラツキがほぼないのが売りです。
パティシエも自信を持っておすすめする肥後グリーン。
ラ・メゾンでぜひ味わってみてください!
『肥後グリーンとブルーベリーリコッタチーズのタルト』
1piece ¥980(税込)
1whole<16cm>¥3,800(税込)
販売期間:2022年5月1日〜5月31日(予定)
果汁たっぷりの熊本県産『肥後グリーン』を香ばしいアーモンドのタルトとなめらかなブルーベリーリコッタチーズクリームとあわせ、爽やかなミンティレモンジュレを飾りました。