今澤 綾〈いまざわ あや〉
ラ・メゾンの企画広報担当として全国の生産者を取材しています。休みの日には旅行やフェス、イベントに行ったりとアクティブ派ですが、おうちでゲームもお気に入り。各地で見つけた食材を中心に発信していきます。
七夕商品などで、ラ・メゾンでは新たな品種「なつみずきいちご」を使用します。
いちごは一番美味しく熟してから収穫されるので、収穫時期と出荷時期はほぼ同じです。
いちごがスーパーなどの店頭を飾るのは12月から5月くらいですが、本来は春が旬のフルーツです。
では夏に売っているショートケーキなどのいちごはどうしているのでしょう?
市場の多くは輸入いちごが使用されているんです。
気候の関係で、日本ではなかなか夏にいちごはとれませんが、海外では一年中とれる場所もあるためです。
日本での夏秋いちごは、数は少ないですかが、夏場の気候が涼しい北海道や東北地方、長野県で生産されています。
今回ラ・メゾンで使用する「なつみずきいちご」は北海道でとれる国産いちごです。
一般的に夏いちごというと、冬いちごと比べてやや酸味が強いのが大きな特徴です。
また果実が硬くしっかりしているのと、酸味が強い甘酸っぱい果実は、スイーツやジャムといった製菓との相性がいいです。
そのため夏いちごは、生で食すよりは加工に向いているのですが、
「なつみずきいちご」が奇跡の一粒と称される所以は、夏いちごにはめずらしい糖度の高さです。
収穫初期の糖度はかなり高く、メロン並の糖度までなることもあるそう。
私も食べてみましたが、これまでの酸味の強い夏秋イチゴのイメージをくつがえしてくれました。
ジューシーな食感で香りも良く、果肉も柔らかくなめらかな口当たりで、夏の生食用として注目されている品種です。
一番果、二番果では40〜50gを超えるゴルフボールのような大玉が実ります。
このようなロイヤルサイズの大玉のみを今回の七夕商品では使用しております。
ラ・メゾンでは6月24日から七夕限定商品を販売開始しました。
旬の白桃をふんだんに使用して、天の川に見立てたあざやかなクリームを絞った、期間限定の商品です。
今年はパティスリー店舗で、
そちらにさらに高級夏いちごの「なつみずきいちご」のロイヤスサイズのみを使用した、限定商品を販売しております。
また7月からはラ・メゾン アンソレイユターブル全店で
なつみずきいちごを使用したピースタルトも販売します。
こちらはカフェ店舗もパティスリー店舗も全店舗で販売しておりますので、
お近くの店舗へぜひお越しください。