【季節限定】はかた地どりと春キャベツのポタージュパスタ サラダ春菊を添えて
春キャベツと新玉ねぎの旨みが詰まったソースで食材の美味しさを味わう季節のパスタ。不知火とローズマリーでマリネし、こんがりとローストした「はかた地どり」と一緒に。
※仕入れ状況により食材や産地が変更となる場合がございます。
シェフとパティシエが福岡で触れて学んで感じた
美味しい食材で新たなレシピを考案。
素材を生かしたメニューが期間限定で登場します。
生産者自慢の食材をつかった
「ごちそうふくおか」をお楽しみください。
福岡県内11カ所の指定農場のみで、75日以上もの日数をかけて飼育されている「はかた地どり」。様々な郷土料理で鶏肉を使うことが多く、鶏肉の味にうるさい福岡県だからこそ生まれた地鶏です。
血統や飼養方法、飼養日数など特定JAS(日本農林規格)が定める厳しい基準を満たした地鶏は、国内出荷羽数の約1%という特別なもので、その中でも「はかた地どり」が評価されているのは肉質。サクッとした歯切れと噛むほどにあふれる旨みが特長です。日本の在来種である軍鶏と、肉質が繊細で旨みが強い「さざなみ」を交配し、さらに肉付きの良い白色プリマスロックをかけ合わせることで生まれました。
糸島市加布里地区はキャベツの産地。加布里で育てられるキャベツは主に、収穫時期が早い早生の品種で生産されています。
早生キャベツのため、柔らかく、生でも甘みがあるのが特長。しかしその柔らかさゆえに、長距離の輸送では傷みやすいなどの理由から、なかなか関東などへは出回らず、知らない人も多いようです。
生産者の加布里キャベツ部会長、西原新太郎さんにお話をうかがったところ、今年は高温と大雨の影響で生産にも苦労が絶えなかったそう。
地産地消で消化されることの多い加布里キャベツ、食べるとその味や食感の違いに驚きます。是非この機会にラ・メゾンのパスタでお楽しみください。
糸島の海は、牡蠣の生育に適した「波が少ない」「大きな川に近い」環境。川に多く含まれる豊富な栄養を摂取したプランクトンを食べることで、旨みが多くミルキーな味わいのカキになるのだそう。
また、適度に台風がくることで海水が流動し、海底に沈んでいる栄養素が循環し、牡蠣の旨みも増します。海水温が高くなりすぎる夏を避け、糸島の牡蠣は1年で収穫。収穫が早い分小ぶりですが冬から春にかけて旬を迎え、甘みと旨みが最高潮に達します。
福岡のサラダ春菊は、柔らかい葉とクセの少ない風味が特長。生食にも適し、サラダや付け合わせにぴったりです。口の中で新鮮な甘みと爽やかな香りが広がり、料理に彩りを添えてくれます。ヘルシーで栄養豊富なのも魅力です。
「あまおう」は福岡県を代表するいちごで、『あかい・まるい・おおきい・うまい』の頭文字をとって名付けられました。「女峰」と「とよのか」をかけ合わせてできた「あまおう」は、大きく形がよく、濃赤色でツヤのある果皮、高い香りで濃厚な味わいです。あまおうの栽培は、日照時間や温度による影響が大きいため、こまめな調整が必要です。ハウスの開閉を行い温度調整をしたり、ライトの点灯で日照時間を増やしたりと、その時の葉の様子を見て、日々丁寧にいちごに向き合う姿はまるで子育てのよう。
また、一つの苗に実がなりすぎると負担がかかり、一粒一粒が小さくなってしまうため、一苗に20〜30個咲く花を7〜8個まで摘花します。そうすることで、あまおうの大粒な実ができるのです。粒が大きい方が酸味が薄まるので、味もよくなります。畝(うね)の上に実をのせることで、苗の負担が減り日光にも当たりやすくなるため、より色づきもよく大粒になります。
じっくり日数をかけて大きく育ったあまおうは、甘くジューシー。ラ・メゾンのタルトとの相性も抜群です。
生産者:高椅孝輔さん(写真中央)
初冬から翌春にかけて旬を迎える柑橘の「不知火」は、「清美」と「ポンカン」のかけあわせで生まれました。不知火は寒さに弱いため、温暖な福岡県は栽培に適しています。
果皮は厚みがありますが手で割くことができ、温州みかん同様袋ごと手軽に食べられます。ぷっくりとした凸は、花が咲き実ができる時期の寒暖差が大きいと出てくるそうです。
色が濃い橙色で、皮にハリがあるものは新鮮な証拠。ずっしりと重たいものはよく水分を含み、みずみずしく美味しいです。ビタミンCの含有量が多く、甘みが強い果汁たっぷりの果実です。
※食材の入荷状況により、産地やデザインが変更になる場合がございます。ご了承くださいますようお願い致します。