ラ・メゾンのシェフとパティシエの
目利き食材をご紹介します

パティシエの目利き
2022.03.29(2022.07.27 update)

潮風香る千葉で育つ、春感じるいちご「紅ほっぺ」

ラ・メゾンのめぐる旅 〜千葉県〜

紅ほっぺいちごってどんないちご?

「紅ほっぺ」は、
「章姫(あきひめ)」と、「さちのか」の交配により生まれたいちご。

紅ほっぺという名前の由来は、
・果皮が美しい紅色で、果肉まで赤くなること
・ほっぺたが落ちるくらいコクのある美味しさ
そして、親しみを持ってもらいたいとの思いが込められている。

3月から4月にかけては、果実が熟して甘味が増し旬を迎えます。
甘味と酸味のバランスが良いので、クリームと合わせても濃厚な味わいを楽しめます。


紅ほっぺいちごの生産者の方を伺いしました

ラ・メゾンでは、美味しい紅ほっぺを求めて、
千葉県の南房総にある株式会社JASのハウスを訪問しました。

1ハウスに約4万本もの苗が栽培されており、ハウスは千葉に3棟、さらに海外にも建設予定。
海外拠点ができると、日本では旬ではない夏に美味しいいちごがとれるようになるなど、今後の発展も楽しみ。


株式会社JAS CEO 寺川さん
株式会社JAS 取締役 鈴木さん

「本当に美味しいいちごを食べてもらって喜んでもらいたい」
全てはそのシンプルな想いからいちごの栽培を始めたお二人。

農園では、これまで積み上げてきた経験をもとにオリジナル配合の肥料を使ったり、温度、水分量、CO2濃度などITを用いて、いちごにとって最適な環境制御を行ってハイテクな技術を用いて栽培している。

その反面、きめ細かい管理は機械に頼らず自ら確認。

毎日朝から丁寧に人の目で苗をチェックし、その日の苗の状態をみながら、陽や水、二酸化炭素、肥料などを管理する。


ハイテク技術を用いて環境を数値化し勘に頼らないコントロールと、
繊細な人の目で見て触って感じて行う細やかな手入れが合わさることで、より美味しい紅ほっぺが育ちます。

紅ほっぺいちごが店舗へ届くまで

できるかぎり農薬に頼らないで栽培している

また一般的には収穫から店舗に届くまでは、少なくとも4~5日程度かかってしまうところを、
株式会社JASでは、ギリギリまでツルの上で糖度を上げた上に収穫し発送を行う。
そのため収穫から店舗へ1~2日で届くため、より糖度も高く新鮮な紅ほっぺを味わえます。

色や形も吟味します

紅ほっぺの味わいに合わせて、パティシエが考案した季節限定のタルト。
ぜひ実際に食べてみてください!




紅ほっぺを使った限定タルト

4月の限定タルト

『丸ごと紅ほっぺのショートケーキタルト』

1piece ¥1,080(税込)

ほっぺがおちるような美味しさの「紅ほっぺ」いちごを使用した贅沢なショートケーキタルト。いちごを丸ごとふわふわなスポンジとなめらかなホイップクリームで包み込みました。


『紅ほっぺとストロベリームースのタルト』

1whole<16cm>¥3,980(税込)

なめらかないちごのムースに甘酸っぱいフランボワーズをしのばせ、甘みと酸味のバランスが良いいちご「紅ほっぺ」をかわいらしく飾りました。



4月のオンライン予約限定タルト

【オンライン予約限定商品】

『紅ほっぺと彩りフルーツのタルト』

1whole<16cm> ¥4,300(税込)

なめらかなカスタードタルトにいちごクリームを重ね、甘酸っぱいいちごのコンフィチュールをしのばせました。旬の紅ほっぺと6種類のフルーツを贅沢に飾りました。

(ご予約はこちらから:https://yoyaku.la-maison.jp/)

今澤 綾〈いまざわ あや〉
ラ・メゾンの企画広報担当として全国の生産者を取材しています。休みの日には旅行やフェス、イベントに行ったりとアクティブ派ですが、おうちでゲームもお気に入り。各地で見つけた食材を中心に発信していきます。