柳沢 茜〈やなぎさわ あかね〉
ラ・メゾンの企画広報としてイベントやSNSを担当しています。日々の投稿の他、SNSの動画作成にもチャレンジ中。 趣味は富士山を見ながらキャンプをすること。ラ・メゾンの商品や食材のこだわりをお届けします!
「あまおう」は福岡県のみで栽培されている、福岡県を代表するいちごです。
『あかい、まるい、おおきい、うまい』の頭文字をとって名付けられました。
「女峰」と「とよのか」をかけ合わせてできた「あまおう」は、大きく形がよく、濃赤色でツヤのある果皮、高い香りと濃厚な味わいが特長です。
甘いのはもちろんですが、濃厚な甘さでほどよく酸味も感じられるのがあまおうのいいところ。酸味もあることで、クリームの味わいも引き立ててくれるのです。
あまおうの栽培は、日照時間や温度による影響が大きいため、こまめな調整が必要です。
ハウスの開閉を行い温度調整をしたり、ライトの点灯で日照時間を増やしたりと、その時の葉やツタの様子を見て、日々丁寧にいちごに向き合っている様はまるで子育てのよう。
また、一つの苗に実がなりすぎると負担がかかり、一粒一粒が小さくなってしまうため、苗に20~30個の花が咲きますが、7~8個まで摘花します。そうすることで、あまおうの大粒な実ができるのです。
粒が大きい方が酸味が薄まるので、味もよくなります。
畝(うね)の上に実をのせることで、苗の負担が減り日光にも当たりやすくなるため、より色づきもよく大粒になります。
果物というのは、一般的に木になる果実を想像されると思います。
いちご狩りに行かれた方はご存じと思いますが、いちごは木にはなっていません。
草本性の植物になる果実なので、実はいちごの正体は野菜です。
さらに正確にいうと、果菜類に属します。
いちごの表面には、つぶつぶがたくさんついています。
このつぶつぶは種なのかなと思いませんか?
なんと実は、このつぶつぶの一つ一つがいちごの果実なのです。
実のようにみえる赤い部分は花托(かたく)という、ベッドのようなものなので「偽果」と言います。
日本には江戸時代末期にお目見えしたとの記録があります。
当時は血の色を連想させるため、あまり普及することなく、なじみが薄かったとか。
いちごが一般的に食べられるようになったのは、戦後になってからのことです。
特に1960年代以降は、ビニールハウスが発達し、ハウス栽培が盛んになったことで、生産量が増え、価格も下がってようやく庶民の手の届くものになりました。
甘いいちごかどうかは、「ヘタの付け根」で判断します。
付け根の部分に、種の無いスペースが広がっているほど甘いと言われています。
さらに、「表面のつや」は鮮度を表し、「ヘタの反り具合」は、鮮度と甘さ、がわかると言われています。
鮮度がよいとヘタは反ります。また、いちごは美味しく育つと同時にヘタの付け根がもりあがり、同時にヘタも上に反りかえる傾向があります。
これらを満たしているいちごは美味しい可能性が高くなります。
1piece ¥1,280(税込)
販売期間:2024年12月1日〜2025年1月14日
販売店舗:ラ・メゾン アンソレイユターブル 全店、ラ・メゾン アンソレイユターブル パティスリー 全店
しっとりとしたケークタルトにミルククリーム、いちごクリームを重ね、ラズベリージャムとチョコクランチをしのばせました。甘酸っぱいあまおうと雪の結晶のチョコを可愛らしく飾りました。
https://la-maison.jp/tart/002303.htmll
1whole<16cm> ¥5,880(税込)
販売期間:2024年12月1日〜2025年1月31日
販売店舗:ラ・メゾン アンソレイユターブル 全店、ラ・メゾン アンソレイユターブル パティスリー 全店
香ばしいアーモンドタルトになめらかなカスタードクリームとホイップクリームを重ね、いちごジャムをアクセントにしのばせました。甘酸っぱいあまおうを贅沢に使用し、彩り鮮やかにフルーツを飾りました。
*こちらの商品はオンライン予約限定商品となります。
(ご予約はこちらから:https://yoyaku.la-maison.jp/)